「名もなき家事」による夫婦間不和は名もなき1人のとーさんが解決!

夫イクメン化プロジェクト



皆さん、育児楽しんでますか?我が家は年中さんの長男ともうすぐ2歳の男女の双子を、悶絶育児中です!育児中の皆様、今更ですが「名もなき家事」ってご存知ですよね?そう、あの夫婦の不和の最たる要因の、アレです。数年前に世に出てきた「名もなき家事」という概念は以下のことがきっかけだったようです。

名もなき家事の概念は、2016年大和ハウス工業の住宅事業推進部課長、多田綾子が提唱したもので、共働きの家族が暮らしやすい家を提案、販売するため、家事の定義を検討したことがきっかけであった。

Wikipedia より引用

そう、「名もなき」なんてよく言ったものだと思います。この名付け親はコピーライターの梅田悟司さんという方だそうです。

https://hbol.jp/204793/

で、何故ゆえ、そんなに話題になったのかというと。。

共働き世帯における名もなき家事の担い手は9割が妻であるとされており、名もなき家事が家事の分担から漏れることで負担が減らず、担い手の疲弊や夫婦間の不和の要因となるため、可視化などの対策が必要とされている。

Wikipediaより引用

つまりは「おれ、家事育児けっこうやってる方だし」と言っている自称イクメン夫が、大分類されるような家事、洗濯や掃除機かけ、食器洗い、ゴミ出し、の類だけやって満足している実情が、そして小分類される所謂「名もなき家事」の9割を妻側が分担していることが問題となり、社会現象ひいては2019年ワーママワーパパ流行語大賞に入賞する事態となっているのであります。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000011508.html

では改めて、「名もなき家事」の定義をおさらいしますと、、、

家事として具体的な名称は付されていないものの生活する上で必要な細々とした作業。

Wikipediaより引用

これに名前をつけた方もいらっしゃいます。またリスト化するご夫婦もいるようです。リスト化または可視化して話し合いをして役割分担することはこの細々した必要不可欠な家事の類をやることでストレスを感じている、(多くは)妻側の負担を多くか減らすことも期待できます。

しかし根本的には(大多数の場合は)夫側がそういった多くの名もなき家事を自身でしっかり認識して、誰の仕事でもなく、もちろん妻の仕事でもなく、自ら自分マターとしてこなしていかなければ根本的な解決には至らない、と思います。

Photo by photoAC

それにはどうしたら良いか、難しい問題です。これから結婚するお二人は、ぜひ色々なサイトを参考にしてこの名前のない家事をリストアップして事前に役割分担することをお勧めします。共働きなら尚更、お互いに忙しいはずなので誓約書ではないですが、ある程度どちらが何をするか決めておけば大きく夫婦間不和にはならないと思われます。より難しいのは、すでにこの問題で不和となっているご夫婦です。すでに(おそらく)夫側が「名もなき家事」を認識しておらずほぼ妻側が担っているのが現実であろうと思います。

Photo by photoAC

そんなご夫婦にはぜひ以下の方法を試していただきたいと思います。

①まず大きなカテゴリーごとに一括りにしてそれを一つの家事とみなしどちらか一方が担当する

例)ゴミ出し→ゴミ関係:その日に出すゴミを集めてゴミ箱から取り出し、新しいゴミ袋をセットしてからごみステーションへ持っていく

例)洗濯→洗濯モノ関係:洗濯機を始動させ、終わったら干す。乾いたら取り込み畳んであるべき場所にしまう、など

②夫(あるいは妻)に優しくかつできるだけ具体的に指示する。

例)「ごめ〜ん、麦茶なくなったからその戸棚に入っているパックで水出ししてくれる??」                  例)「その鍋洗い終わったらガス台の下にしまってもらえる?私その間に洗濯物しまうね、ありがとう!」、など

これは、家事育児を自分マター(自分ごと)と認識して自ら進んで家事育児をする夫を育て上げることによく似たステップです。ぜひこの手法をお試しいただきたいのであります!

これ単純に面白いです↓

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